虫刺され
虫刺症(ちゅうししょう)ともいわれます。蚊、毛虫、ダニ、蜂などの虫に刺されると皮膚炎をおこします。虫さされによって生じる皮膚症状には、大きく分けると「痛み」と「かゆみ」があります。刺された後に強いアレルギー反応が起こって、全身に蕁麻疹が出たり、気分不良や腹痛、意識消失などが生じることがあります。特に注意が必要なのは蜂で、中には刺されて30分以内にショック症状をきたす特異体質の人がいます。なお、蜂に刺されてショック症状を起こす可能性のある方には、緊急時に使用する「エピペン」というアドレナリン自己注射薬を携帯しておく方法があります。一般的にはステロイド剤の外用と抗アレルギー剤の内服にて経過観察をします。
2014年4月30日 12:59